2008年02月13日

ノーズ1

機体前半中心部を通っている長方形のモノ、ここでは「ノーズ」と呼ぶことにします。

単純な形に見えますがこれまた結構複雑な面取りになってます。コクピット先端部も難関だったと思うんですが、このノーズ部はそれにも増してややこしい形になってます。
MF-Nose1-1.JPG
機体に対し水平・垂直な面がほとんどなく、互いに平行している面はひとつもありません。側面など2面構成で、円盤型の機体に接する部分は勿論直線ではなく円盤に沿ったアールを描いてます。おまけに機首三角部とうまくバランス取らないと目立つ所だけに歪んじゃみっともない。さらに、同じものを上下ふたつ作らなきゃいけない。図面上で展開するのも難しく、当初からかなり困ってました・・・。

とりあえず一番目立つ上面形と前面形の形状を決定しておいて、側面形などははそれに合わせて「現物合わせ」してみることにしました。前後面の傾斜角は共通にしてます。(でないと側面板が捩じれてしまうので)
立体にして、機体に合わせてみておかしくなければOK!といきたいところです。

ちなみにこのノーズ部は以前、実験的に作ってみたんですが形状がおかしかったので新たに図面引き直してます。
1mm板で箱組みしますが、このように面と面の合わせ角度が広い場合、「プラ板の厚み部分のどこのエッジとどこのエッジがつながって、そのためには何ミリ差し引いたり足したりする必要があるのか」というところも念頭に入れて部品図を作ります。
MF-Nose1-2.JPG
プラ板の切り口を斜めに削ってエッジで合わせる方法(これならプラ板の厚みを考慮しなくてもOK)も考えられると思うのですが、僕はこれがとても苦手でうまくいった試しがないのです。大きめに飛び出させて接着後、余分を削り取る方法でいきたいと思います。
posted by ノクラフ at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | パーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月09日

コクピット先端溶きパテ

コクピット先端部表面処理中です。溶きパテ塗ってひたすらペーパーがけです。時間かけて作業しただけあって満足できる程度に多面体表現出来ました。
MF-Cockpitsentantokipate.jpg
この多面体部分の8つの面は、逆アーチ状にえぐれているように見えますが平面です。このキャノピー部が円錐形の先端を切り落としたような形なっていて、フチの部分の「削れたライン」が横から見るとカーブを描いてるので特にそう見える様です。

平面なので削ること事体はそれほど難しく無いと思います。なのでもっと多面体を強調したい気もしますが、これ以上やると細い窓枠がポキっと折れたりして再度作り直し、いつまで経っても前に進まない...ということは避けたいのでこれで止めておきます。好きだったレンコンもしばらくは食べる気がしません。

このあたりでサーフェイサー吹いて表面処理して仕上げにもって行きたいところ。
posted by ノクラフ at 23:37| Comment(2) | TrackBack(0) | ディテール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月06日

機首三角部丸穴ゴチャメカ下地塗り

機首三角部の丸穴中ゴチャメカに下地塗装をしました。組み立てた後だと入り組んだ部分の奥に塗料が届かない可能性があるので今のうちに作業しておいた方が無難かな、と。メカのスキマの奥がプラ板の地肌で白く残るのを防ぐため。(プロップには他のゴチャメカ部にそういう部分がありますが)
MF-Tri-Gocyamekasitaji.jpg

Mr.カラー基本色の白と黒を適当にまぜて暗い色を作り、エアブラシで吹きました。この状態で組んで、機体基本色を上から重ね、グラデーション効果を狙っています。一番左下のパーツは、あとから複製パーツを追加する予定なので接着剤が付くべきところに紙テープでマスキングしてあります。下段右から2番目も追加パーツが付きますがテープ貼るの忘れてました。

それにしても塗装すると細かいアラが見えてきます。表面処理が荒いですねー!
posted by ノクラフ at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ディテール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月01日

機体上面後部エンジンデッキ部基礎

機体素地のペーパーがけも大体終わりました。上から、コの字キリコミ装甲板で被うのでさほどきれいにはしてません。

さて、次の段階として機体上面後部エンジンデッキ部の、機体中心から噴射口に向けて扇型になっている部分の基礎を作ってます。

ここは一段高く盛り上がっており、しかもその段の部分には斜めにテーパーがかかってます。
機体中心近くの丸いところ(上部)は1mmプラ板を弧状に切り出し丸めて張り付け、サイド部は3mm三角棒を張り付けて再現してみることにしました。ポリパテ盛って削って形を出す手も大いにアリですが、自分のやり易い方法でやってみます!(パテ盛りは苦手なのです)
MF-engindeck-oogi.JPG

@上部の丸い部分に、弧状プラ板を貼り付けます。(赤丸)作り方は円錐形の展開図を書く要領で。もちろん図面から寸法を割り出してます。おかげでピッタリ!それでも1mm板は厚いので縁を裏側から薄く削っておくと一層うまくハマります。こういうシビアな接着位置が求められる場合、瞬間接着剤が向いてますね。
A3mm三角棒の先端をエッチングのこでさらに三角に切り、弧状プラ板の切り口に合うように整形。(赤丸)同時に、扇型部分のサイドに沿うように軽くクセをつけるといいです。
Bプラ棒張り付けました。タミヤは三角棒だけなんだか色がベージュっぽいです。なぜだろ?
C別角度から見た状態。これからヤスリがけして表面処理します。
posted by ノクラフ at 12:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 機体基本形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月12日

機首三角部上下板&コクピット先端部Ver2

またしても久しぶりの更新です!

もういいかげん飽きちゃって、制作をやめてしまったと思われてもしょうがないかもしれませんが、忙しくてあまり手がつけられなかっただけでモチベーションは全く失われておりません!

図面作成から始まった今制作は、ほぼ2年が経とうしてますがこのペースは自分でもあきれかえるくらいです〜。プラ板で組み上げて置いてある機体基本形など、接着剤はもはや「完全乾燥」し、「早く作ってくれ〜〜」と夜な夜な夢に出てきます(笑)。それにしても時間が欲しい!

というわけでこのところの進行状況(大して進んでない)を。

MF-Front.JPG
機首三角部の上下板です。細かいプラ板の切れ端なども現時点で付けました!

MF-tri-Hole3.JPGMF-Tri-Hole2.JPGMF-tri-Hole1.JPG
試しに、丸穴ゴチャメカをあわせてみました!

続いて悪戦苦闘の末なんとかカタチになって来たコクピット先端部。何個か作り直してます。Ver2としておきましょう。
MF−Cockpitsentan1.JPG
まず骨組みを作って・・・

下半分にポリパテを盛って、多面体になるように少しづつヤスリがけ。
MF-Cockpitsentan2.JPG
おっなんかうまくいきそうな気配!
表面処理はこれからです。直径は32mm。これ以上小さかったら多面体はとっくに断念してるところです。出来る限り頑張ってみようかと思ってます〜

posted by ノクラフ at 23:16| Comment(2) | TrackBack(0) | ディテール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月10日

機首三角部装甲板貼付2

上面に着手です。といっても作業内容的には前回とおなじ。写真上が、図面をプラ板に貼ってケガキ針でアタリを取ってるところ。下は、切り出した装甲板を機首パーツの上に並べている所です。(それにしても作業台が汚い...)
MF-tri-gaiban2.JPG

この写真は右舷側なんですが、継ぎはぎ状のパターンが上下左右全部違っていて、番号をふっておかないと混乱します!パズルみたいです。この作業が終われば機首三角部の箱組みをする予定。
posted by ノクラフ at 23:06| Comment(2) | TrackBack(0) | ディテール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月09日

機首三角部装甲板貼付1

「Mr.マイペース」ことノクラフです。久々の更新です。

機首三角部の装甲板貼付けに着手しています。まず三角部装甲板の図面を0.3mm板に貼り、ケガキ針でポイントをつついてアタリを取ります。アタリをむすぶようにパーツを切り抜いた後で「コの字キリコミ」(詳しい方法は07/4/21の記事を参照)を入れて三角部本体に貼付けます。「コの字キリコミ」は、ほぼプロップと同じ場所に入れてあります。写真は裏面部。
MF-tri-gaiban1.JPG

まぁ説明する程の事でもありませんが...。根気はいると思います。なんといっても「コの字キリコミ」の内側をもペーパーがけするのがメンドクサイっす〜。装甲板を越えてとなり合うコの字が不揃いなんですが、プロップもけっこうアバウトなのでヨシとします。(生産品ぽくなくてファルコンらしい?)各装甲板をキレイに並べて貼付けるのも一苦労!写真を見るとわかる通り、なんだかズレちゃったんですがあとでナントカごまかそうかと思ってます...(汗)。写真を見る限り、向かって右側がズレて見えますがズレてるのは左側なんですよ。
実はこの三角部、左右が平行ではなく、進行方向に向かって少しだけ内側にすぼまっているためなんです。ほんとビミョウなところ。(この写真自体パースがかかってますが)

ところで、プラ板を切り出す時にはカッターでその厚みの途中まで切り込みを入れてからパキッと折るのがセオリーだと思うんですが、0.3mm板くらいの厚さの場合、新しい刃のカッターで最後まで切り抜いた方がキレイに切り出しが出来るような気がします。
posted by ノクラフ at 23:53| Comment(10) | TrackBack(0) | ディテール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月15日

コクピット先端部

装甲板に施す「コの字キリコミ」を行っている最中ですが、気分転換も兼ねて目立つ場所の制作をしてみました。
今回のファルコン制作の中で、難所の一つと思われるキャノピー先端部です。
一見シンプルに見えるこの部分、プロップをよく見るととても複雑な面構成になっており、当初から悩んでいた所です。
MF-cockpit-front1.jpg
写真は制作途中のもの。プラ板で作りました。まず放射状の窓枠を8本、直角三角形みたいな形に切り出し、内円部の外側に貼付けます。なぜ直角三角形かというと、その方が平らな所に置けるので歪みなく作れるからです。それから外円部を接着後に窓枠のいらない部分を削って斜めにしてあります。写真はなんだかTIEファイターの窓みたいですが、円の半分をパテで埋めて整形する予定。一応かたちにはなりましたが仕上げの段階でどうなることやら。
posted by ノクラフ at 20:27| Comment(4) | TrackBack(0) | ディテール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月28日

機首三角部丸穴ゴチャメカほぼ終了

マチルダ部分完成しました。↓この丸穴、内壁が2重構造になっているようでそれも再現してみました。0.3mm板で下半分をぐるっと囲い、さらに0.5mm板を外周に巻いてあります。プロップではどうやら蒸気機関車のサスペンションパーツが使われている様です。
MF-trihall-R-R.JPG
グレーの部分はコトブキヤのメッシュモールドパーツ。他は全部プラ板・プラ棒にて制作。


で、上下ともほぼ(複製パーツはまだ)完成した機首三角部の丸穴中メカ!↓
MF-Tri-anameka-all.JPG
写真資料を元に出来る限りプロップ再現を目指しましたが、ハッキリしない部分は「こんなふうに見えるような気がする」という風に勘に頼ってでっち上げた所も多いです。というか、こんな所まで覗きこむ人もあまりいないと思うのでたぶん大丈夫かとw・・・。
posted by ノクラフ at 12:24| Comment(4) | TrackBack(0) | ディテール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月09日

機首三角部上面右舷側後部1

仕事が一段落ついたのでやっと再開しました!
機首三角部上面右舷側後部(まるで中国語ですね)のゴチャメカに着手です。

プロップではマチルダ戦車の後部がそっくり使われているようです。元パーツの写真を見ながら再現してみました。各種プラ板プラ棒で出来てます。
MF-gocyameka-migiushiro1.JPG
0.5mmプラ板で基本形を箱組みし、ディテールを加えていきます。写真は制作途中です。
両端が丸くなっている棒状のパーツも、切り口を丸めたタミヤ1mm丸プラ棒で制作しました。同じ長さに切り出した後で指先でつまんでくるくる回しながらエッジに対して斜めにペーパーをかけるようにするとうまくいきます。2本一組になっているものは、2本づつ接着した後で貼付けていきます。長さをそろえるのと等間隔に並べるのが難しかったですね。

この部分が終われば三角部表面のプレート貼付けに入り、その後いよいよ船体の組み立てに入る予定です!
posted by ノクラフ at 15:37| Comment(3) | TrackBack(0) | ディテール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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