2010年02月02日

いろいろ細かい所など

仕事が忙しくて半年ほどモデリングモードが冬眠しておりました。ダラダラとですが再開し始めてます。

「フロントノーズ」。中央から機体前方に伸びている細長い箱形のパーツで、上下にふたつあります。

こういう2つ以上同じものを作る場合はイッキに同時に進めた方がいい事を痛感。
ずっと前に上面部だけ制作済みで、作り方はある程度確立したので悩む事は無いのですが、同じ事をもう一度繰り返すのは面倒なものです。放置状態が続いておりました。

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 いつものごとく大きめのプラ板を貼って余分を切り取り整形します。
詳しくは以前の記事を参照してください。
http://noclaf.seesaa.net/article/83821562.html

2度目だけに制作ペースは少しだけ速くなりました。今回作ったものは下面部用として仕上げるので、この後ランディングギアボックスを付けます。

その他ドッキングリングチューブの機体中心部側の面も同じやり方で整形中。

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コクピットチューブ外板継ぎ目の大きなスキマをパテ埋めしたりしてます。

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今回、リモネンではない普通のプラセメントを使用したのですが、乾燥が速く、その分接着後のズレもあまりないのでこっちの方が精度が出るような気がしました。

リモネンは乾きが遅いので、微妙な位置決めのパーツなど事後変化が気になっていたところです。オレンジの匂いは好きなんですけどね〜。

しかし、我ながらほんとにマイペースでお気楽な趣味だと思います。飽きもせずによく続くなぁ〜と(笑)。
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2009年09月25日

ランディングギアボックス基本形(ほぼ)完成

後部ランディングギアボックスの制作記事を忘れてたのでUP。

基本形はほぼ完成しております。

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パネルを全面に貼りつけ中。

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前方の入り組んだ面も細かく切ったプラ板で面を貼り、余分を削って表面処理!
角度に気を使うところ。

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表面処理中。ほぼ基本形が出来上がったところ。裏返すと不思議な面取りがよくわかります。

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いろんな角度から見てみました。仮組みなので浮いたりしてますが。

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ファルコンの主なパーツが着々と?(何年かかったんだか...)出来上がりつつあります!
あとコクピットと、機体中心にあるレーザー砲の円盤台が出来ればいよいよディテール制作に移る予定。まずは機体表面の装甲板のはりつけに着手したいところ!

デカイ工作に飽きてきた(場所取るし!)ので、早く細かいデコレーションやりたいです!
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2009年09月24日

コクピット基本形

コクピット基本形がほぼ出来上がってきております。

内部はこだわりが無い部分なのにやたら時間がかかっております。床下の光モレ対策を施し、床を暗めのグレーで塗りました。Mr.カラーの黒と白を適当に混ぜた色。
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光モレ対策のトドメとしてポリパテねじ込んで埋めました。大丈夫かな...?

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キャノピー側にアーチ状のフレームを仕込みました。これである程度丈夫になったので歪みを気にしないでプラ板が巻けます!

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巻きました。お湯でクセを付けたプラ板を大きめに巻いて、余分をカットするいつもの方法。ついでにLEDが死んだりしてないかチェック!
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若干光がモレてますがちゃんと光っております。フレームもグレーで塗ったんですが、筆塗りなので筆跡が安っぽい黒塗りベニヤみたいな色合いですね〜。あまり見えないところなのでまあOK。ドア枠は、Mr.カラーの赤と黄色と黒で調合した色を塗り、試しにパステルの黒と茶をジッポーオイルで溶いたものでスミ入れしてみました。タンスみたいな色になっちゃいましたがまあいいでしょう!室内はもういいや!早く先行こう、先!(汗)

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余分のプラ板をカット!エルボ型はとても難しい工作でした...。って安心するのはまだ早い、0.5mm板を一枚巻いてあるだけでは不安なので、上からもう一枚巻きます...。

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おっと、コクピット横にはラジエターみたいな穴ぼこが開いていたことを忘れるとこでした。あわててスリットを入れます。内部のアルミテープがむき出しなので、このあとサフを吹きます。

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2度目の外板の型紙。これを0.5mm板に写して切り取ります。
詳しくはhttp://noclaf.seesaa.net/article/124988037.htmlを参照ください。CAD図面を元に、実際に現物に会わせて手書きで微調整して書いてます。写真撮り忘れましたが1度目の時もこのやり方です。

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切り抜いたプラ板をテープで巻いて使い古しの鍋で煮ます。実は沸騰させないくらいがちょうど良いようです!今回わかりました。
「プラ板お湯曲げ」法の詳しくは↓コチラも参照ください
http://noclaf.seesaa.net/article/91954543.html

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穴ぼこを開けました。あらかじめアタリをとっておき、ミニドリルで少しずつ大きくし、リーマーで4mmくらいまで広げました。下の赤ペン印は、下面部のダメージを再現するために切り欠いてあります。

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プラセメントをでろ〜っと塗ってえい!とプラ板をぐるりと貼付けました。一発勝負なので緊張しますがうまく行きました!只今乾燥待ちです。テープで固定中。
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2009年09月04日

ランディングギアボックス3,コクピット3

後部のランディングギアボックスと、コクピット内部が少しだけ進みました。
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ランディングギアボックスは全面貼り終え、余分のプラ板を切り取り中。
プラ板の切り出しを誤り、後ろの部分に大きめのスキマができてしまったので0.3mm板の細切りをはさみこんで補ってあります。

コクピット内部のパネルを透明プラ板に貼付けて切り出しました。
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ドアの向こう側の通路の写真も用意してみました。画像は、EP5のDVDからキャプチャしたもの。ドア向こうの通路全体がはっきりと映っているシーンが見つからず、しかたないのでC3POが自分の片足を持って「早く直してくれよ〜」と言ってるシーンを左右反転させたもので代用します。

その後ろにあるのはガチャポンの容器を半分に割ってアルミテープを貼付けたリフレクターみたいなモノ。懐中電灯のようにFluxLED一個だけで全体を光らせる予定ですが、うまくいくかどうかはわかりません。
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2009年09月01日

コクピット2

コクピットチューブの外板貼りをやってます。

直角ではないエルボ型で、根元は機体円盤部(つまり球体)に半分埋まっている、という複雑なかたち!僕の技術&環境では展開図面を描きようが無いので現物合わせです。
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いつものように0.5mm板をお湯で煮て丸めてフレームに巻き付けました。
強度的にも1mmくらいの肉厚は欲しいところですが1mm板は固くて丸めにくいです。
イキナリ1mm板を巻き付けるよりも、程よく柔らかく加工しやすい0.5mmを1枚ずつ重ねて巻いていき、最終的に1mmほどの肉厚にするという作戦です。
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お湯で丸めた後で型紙にそって大まかに切り出し、少しずつ切り詰め、各部のアールに沿うように微調整します。320番ペーパーで水研ぎして削りますが、こういうカーブの部分は手で微妙に調整するしかないので地道に行きます!

フレームのウラ側がなんだか面白い形です。見えなくなるところですが。
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構造がよくわかると思います。機体中心に向かっていくにつれ、先がすぼまった円筒形と誤解されがちな形ですが、円盤状の機体に半分埋まっているためにそう見えるだけで、元は普通のまっすぐな円筒形のようです。つまり、フレームの弧を描いている部分(赤ペン印)は、みな同じ直径ということです。MPCのを作っていた頃はぼくも誤解していて、すぼまった形になるようわざわざ改造してました。


室内パネルです。
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5footプロップ版のコクピット再現でもいいかなと思ってたんですが、結局実物大セットを元にすることにしました。飛行機模型の組み立て順序の兼ね合いみたいなもので、ここに時間をかけすぎてもコクピットパーツの組み立てが大幅に遅れそうだったため。

壁をプラ板で作り、ディテールは紙に印刷して再現することに。パネル絵をドロー系ソフトで作ってみました。映画を参考に適当に描いてます。色塗るよりこっちの方が簡単に仕上がっていいのでしょうが、平面的になるのが惜しい。ドア枠だけは以前作った没Ver.から移植しようかと思ってます。一応電飾も考えてます!アルプスじゃなくてふつうのインクジェットで、ダイソーで見つけたA4ラベルシートに印刷してみました。

ドアは、開いている状態にして、向こう側の通路の写真を貼ろうかと考えてます。
閉まってる状態を再現している模型がほとんどなのでこれくらいは個性を出したいところですがうまくいくだろうか・・・。
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2009年08月30日

レーダー4

主要パーツが出来上がりました。ほぼ全部プラ板/プラ棒で自作。
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角が丸まった方の支柱をつなぐ円筒パイプは、ちょうど径がピッタリだったボールペンを切り取って使用。サフがけしたので灰色ですが元は透明でした。
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仮組みしてみました。
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ウ〜ン。
ちょっとだけ短足というか、ポッチャリしてるような気はしますが・・・。この部分、制作初期に作図しているので観察にぬかりがあったかも。
しかし、こだわりすぎても進まないし、これはこれで骨太で丈夫そうだし、ランドが操縦して(ぶつけて)もOKそうだし(笑)、まぁいいでしょう(汗)!
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写真撮り忘れてましたが、「傘」に接する部分は、アールにぴったりと密着させるため「傘」パーツに直接サンドペーパーを貼ってその上でゴシゴシ削ってチリ合わせしてます。
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2009年08月28日

ランディングギアボックス2

余分にはみ出した状態で接着しておいたパネルを切り取り、表面処理、全面完成させました。

↓アルミアングルとカッターの刃でこういう治具を作り、
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↓はみ出した余分のプラ板を、切り口が水平になるように治具を寝かせて切り取ります。
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↓削れすぎず、ケズリシロが残りすぎず、いい感じに切り取れました。接着にはプラセメントを使用しているので、プラ同士が溶けることによりうまく密着していればほとんどパテなしで整形が出来るはず・・・。
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↓後ろの面もはります。機体のアールとサイドパネルの角度に注意して...
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↓地道に擦り合わせしながらスキマが出ないようにピッタリとはりつけます。1mm板。
反対側も同じようにして両方貼ります。流し込みセメントで接着。
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↓余分を切り取り整形。だけど少しだけヒケが発生、残念ながら「パテなし整形」はできませんでした!
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↓同じようにして全面はりつけて基本形完了。付けたり外したりできるので表面処理も楽で良いです。
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↓手に取って見ると、すごい複雑な面構成がわかります。
プロップは、戦車の砲塔か何かが使われているんでしょうか?例によって「瞬着コテコテ塗り」でウラ工作してます
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↓後部も進行中。底(天)面を両面テープで仮留め、サイドパネルを接着したところ。フレームと機体本体にプラセメントがつかないようセロハンテープでマスキングしております。こうすることによって後から取り外しが可能。
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2009年08月24日

レーダー3

支柱を作ります。厚みが3mmほど欲しかったので1.5mm板を2枚ずつ重ねてます。

こういう同じ形のものを作る場合は接着させて削ります。
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1.5mm板の原型を適当な大きさの1.5mm板にプラセメントで圧着。乾燥後に切り抜いて、ある程度表面処理したら同じようにくり返しますが、あとで半分に切り離すので中間部分は瞬間接着剤で点付けして後で外せるようにします。上の写真は1.5mm板を3枚分重ねたところ。

↓整形が出来たら瞬間接着剤点付けの部分をカッターで切り離し。3mm厚の同じカタチのものがふたつ出来ます。同じようにしてもうひと組の支柱を制作。
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↓1.5mm板を2枚重ねてある状態。この「股」の部分を切り抜いてみましょう。まずドリルで二つ穴を開けておき、
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↓エッチングソーでゴリゴリと穴まで切り込みます。
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↓折り取ります。「股」の付け根部分の辺は、左右に穴をあけておいたので軽く線状に傷を入れた程度で十分折れます。
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↓重ねていくうちズレが出やすいのである程度表面処理をします。
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↓今度は瞬間接着剤で点付け。1.5mm板を3枚重ねたことになります。これも切り抜いて表面処理します。
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↓笑点みたいにさらに重ねて4枚目。ここはセメントで圧着。クランプして乾燥待ち。全パーツが出そろったら仮組みしてみる予定。
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2009年08月22日

レーダー2

「傘」の部分を作ります。プラ板ヒートプレスで作ります。図面で割り出した寸法に近い球形ガラス製ティーポットを発見!これに、熱して柔らかくしたプラ板を押し付けて形を出すことにしました。このポットは熱にも強いと思います。

1.5mm板(大量にあるので気楽)をガスコンロ(直火はキケンなのでお勧めしません)であっためてムギュ〜っと押し付けます。適当なサイズの丸い缶の口の方で上から押さえるとうまくいきました。2回目でなんとか成功!肉圧があるので溶けたりせず案外簡単で、熱し加減はそれほどシビアではありませんでした。にしても、よれちゃってますけど。
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CAD図面で割り出した半径の円(モチロン側面図から)を切り抜きます。使えるところを選んで(汗)。
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2009年08月18日

レーダー1

レーダーです。劇中では動いてるシーンは無いのですが、シーンが変わるごとに角度が変わってたりしてます。レーダーが真上を向いてる5フィートファルコンの写真もあるのでプロップは可動するようです。なので可動ギミックも考えましたが、強度的に不安でさらに時間がかかりそうな上、考えれば考えるほどますます制作が中断しそうなので固定にしました!

台座から作ります。全部プラ板です。ちょっとだけテーパーが付いてる部分はポリパテを盛って削って制作。もうちょっと表面処理が必要。
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ちなみに最近のプロップの写真をみると、レーダーの傘の部分が上下逆ですね。「ジェダイの帰還」の時にランドがデススター内部でひっかけて壊してしまうシーンがありますが、撮影後プロップを元に戻すときに向きを180度間違えて取り付けてしまった(支柱や台座も逆なので)かもしれません。
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2009年08月15日

ランディングギアボックス1

機体下面、ランディングギアボックスに突入です。
機体に対して水平なのは底面のみ、ほかの面は全部角度が直角ではない上、円盤状の機体に接する部分はカーブを描いている、という難物!なので、設計の初期段階から工作しやすいように考えました。
あらかじめ機体表面から飛び出させている、放射状リブ兼用のフレームを設け、位置決めが簡単に出来るようにしてあります。大昔の骨時代の写真を参照。↓
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これだと水平&高さ出しがとても楽です。一面だけでも位置&角度が確定していたらあとはそれにあわせてほかの面を取り付けていくだけ、というわけ。

ひとまず前部から制作開始。プロップでいう、EP5撮影時に追加工作された部分です。この左右2カ所が追加されて計5カ所になってます。機体全体の実物大セットを作るにあたり、安定性の問題があったせいだと言われているようです。3カ所だけで支えるのは無理があったんでしょうね。実物大セットと同じように5フィートモデルも追加されてますが、それにしてもさすがILM、芸が細かいですね。

32インチ版と違うところは、中心部付近、つまり後ろの面が「ない」ことです。ファインモールドのキットを見ればわかりますが、32インチは後ろの面にも少しだけ「段」があります。対して5フィート版は膨らみがあるせいか、円盤中心にいくに従って側面の高さがなくなっていき、後ろの方の底面がそのまま機体表面にくっついたようになっていて、このデザインがたまらなくカッコいい〜です!個人的にもファルコンの中で最も好きな部分のひとつです。

ウンチクはさておき...
まず1.5mm天板(天地逆で作業してるので正しくは底板ですが)を両面テープで仮留め。
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次に、フレームがない(というか放射状リブ兼用では付けられなかった)部分、正面内側の面の機体接地位置を決めます。厚手のプラ板など歪まない板をフレーム&天板にピッタリあてがってガイドラインを鉛筆で入れます。この線を、面を貼る基準にするわけです。(確定している2辺があれば面の提示が可能、ということ)

外側の側面は、図面から割り出したアールを切り込んだ大きめの1mmプラ板を、フレームと天板にそうように貼って、乾燥後に余分を切り取るいつもの方法でいく予定。
こういう変形箱組みのような工作は、寸法通りの板を切り出して貼付けるより、(3D CADが無い限り展開図描くのがすごいめんどくさいし)こういう現物合わせの方が僕はシャープに仕上げられるような気がします。
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内側の側面(機体センター付近)は、さっき引いたガイドラインと交差する点を左右対称で設定し、鉛筆でチョイと印を付けて面が走るラインを決定してます。この面もやはり図面から割り出したアールを切り込んであります。この面はフレームが無く、不安定になりがちなので裏打ちはプラ丸棒でとくにガッチリと。
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機体表面やフレームに接着してしまわないよう(一部テープで仮止め)に全面貼付けたら、このBOXじたいをいったん外して整形、裏から瞬接やらパテやらで補強&充填など「ウラ工作」をする予定。
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ちなみにランディングギアじたいは作らないことにしました。そこまでやっちゃうと完成がますます遠のいてしまうし、65cmもある模型をベタで着陸させておける場所もありません!
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2009年08月04日

ドッキングリングチューブ2

ただいま余分をカットして表面処理中。
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この上から装甲板を貼付けるのであまり神経質になる必要はないかもしれませんが、自作のパーツというモノは愛着がわくせいか、ついピカピカになるまでペーパーがけしてしまいそうです。
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手に持てる段階で作業しといた方がやりやすいので、装甲板をある程度貼付けてから本体と合体させる予定!
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2009年07月13日

ドッキングリングチューブ

左右にあるドッキングリングチューブです。
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まず機体サイドの八角形を両面テープで仮止めし、少し寸法大きめの上下板を接着。ここでいったん外して飛び出した部分を切り取り、軽く整形。この上下板は横の切り口を斜めに削ってます。いずれも1.5mm板。

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ウラ側。ここの角度は直角ではないので丸プラ棒で裏うち。この微妙な角度を保つためと、補強・充填を兼ねて瞬間接着剤をコテコテに塗りたくってます。

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再び仮取り付け。

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次に、図面から割り出したアール(機体に接する部分)を切り抜いた、少し大きめのサイドプラ板を接着。この板は全部で8枚もあるので、まず図面を貼付けた0.5mm板を切り抜いて型紙(?)を作り、1mm板にケガいて写し取って切り出しました。

この後、乾燥後に余分をカットして仕上げる予定。

それにしても、製作途中で既に機体が色あせてきております(汗)。天然ウェザリングか!?
posted by ノクラフ at 15:08| Comment(5) | TrackBack(0) | パーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月01日

コクピット

コクピットチューブ。機体とは別パーツにして「埋め込み式」に。機体に切り込みを入れて差し込むわけです。この方が図面が引きやすかったし、キッチリ水平が出せます。機体内部にあらかじめ位置決め用のレールをプラ棒で作ってあったので取付けには迷いません。
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とりあえずフレームのみ。この後、丸めたプラ板を貼付ける予定。
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で、コクピット内部もためしに作ってみましたが、個人的にはファルコンの中で最もこだわりがない部分。やる気ナシ、ということがその仕上がりに現れておりますね。ウ〜ン...これは迷わずボツ!
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実物大セットを再現している模型がほとんどなので、プロップのコクピット内部(スカルプによると、通路が低くてハンソロが頭をぶつけそうだという)を再現しても面白そうです。

クラウドシティにぶらさがるルークを救出するシーンの、奥の方がわずかに光っているあのコクピットがとても印象的で好きなのです。
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2009年05月27日

キャノピー


長い間旅に出ておりました。やっと戻ったので制作を再開。

さてファルコン制作で難関の一つ、コクピットキャノピー部。前に一度作りかけましたが、どうも形が気に入らないのでボツにし、図面を書き直して再度製作。

お湯で熱加工すれば案外簡単だったテーパー付き円筒形、といっても以前作ったドッキングリングのようにいきません!このキャノピー部分は内部を空洞にし外皮一枚だけにしないといけないからです。内側にフレームを残せないんです。で、思い付いたのがフレームを後から取り外す方法。

大小ふたつの円を1mm板で作り、1.5mm板の台形補強版でフレームを組みます。台形補強版は片側1.5mmほど幅を小さくし円の内側にくるようにします。
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寸法より少々大きめに切り出した0.5mm扇型プラ板を、巻いた状態で仮止めしお湯で煮ます(約1分)

巻きグセを付けた0.5mm板をフレームへ張り付け。このとき円部分にのみ接着剤をつけること。テープで固定。
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つなぎ目もキッチリ合うように接着。

キャノピー基本形にもう一枚上から0.5mm板を貼る。合計1mmの肉厚を得るためと、あのB-29のような窓枠を切り抜くための位置決めのアタリにもなります。

CAD図面でおこした窓枠の展開図をもとに0.5mm板に軽くケガキ線を入れる。

寸法より少々大きめに切り出し、これまた巻いた状態で仮止めしお湯で煮ます(約1分)
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アタリにそってセンターズレがないように基本形に被せるようにしてガッチリと接着。

そのままほったらかしにして乾燥。


接着剤が乾いたら余分なプラ板を切り取り、キャノピー部分の基本形が完成。0.5mmを2枚重ねたので肉厚は約1mm。
MF-kyanobas4.JPGMF-kyanobas5.JPG
ケガキ線を目安に慎重に窓を切り抜く。窓枠より少しだけ余裕を持たせボコボコと穴を空けていき、穴をつなげるようにして切り抜きます。切り口をナイフで整え、ケガキ線まではペーパーで仕上げ。力まず焦らずゆっくりとやるとうまくいきました。サフがけして軽く表面処理。
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次回の更新は5月28日の予定です(来年の!笑)
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2008年05月26日

その他いろいろ

他のところも少しづつですが進めております!
コクピット先端部も一度サフ吹いてペーパーがけしました。
MF-cockpitsentan-suf1.jpg
機首三角部の方もかるくサフ吹いて箱組みしてます。サイドパネルは少し奥に取り付けてあります。ゴチャメカを施したサイドパネルをこの上からもう一枚後付けするためです。
MF-tri-.JPG
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2008年04月02日

ドッキングリング&キャノピー

円筒形パーツを作ってます。機体左右に付くドッキングリング部と、コクピットキャノピー部です。
この部分はいずれもテーパーがついていて、円錐形の先端を切り落としたような形なので少々厄介です!

簡単に制作方法を説明すると、丸く切ったプラ板2枚を骨組みにしてその周りを0.5mm板で巻く、ということになるのですが、0.5mmプラ板といえども紙のように柔らかくはないのでうまく丸めて曲げるのが難しいのです。今回はお湯で曲げて熱加工することにしました。以外と簡単で時間もかからず、精度も悪くないのでおすすめ。

(注)デジカメが旅行中だったので途中写真が撮れませんでした。下手な絵で御勘弁を!
MF-entokei.jpg
1.まずフレームを作ります。アタリをとって中心がずれないように接着するのがコツ。僕のファルコンはドッキングリングの横からアルミパイプを通す設計なので中心に穴があいてますが、普通はもっとシンプルでいいと思います。

2.フレームに巻く0.5mm板を無理矢理丸め、一周して重なりあった部分をセロテープでとめます。目的の大きさより少しきつめに丸め、プラ板の余分は大きめにとります。そして沸騰したお湯に入れて1〜2分煮ます!お湯から出せばキチンと丸くクセの付いたプラ板があっという間に出来上がります。クセが付いた分巻き易いのです。端の部分(巻き始めと巻き終わり)は使わず、きれいに丸みがついた部分を使うようにします。1mm板でも試しましたがバッチリクセ付け出来ました。

3.加工した0.5mm板をまず半周分フレームに接着して、乾燥後に余分を切り取って全周接着します。それから今度は扇型に切り出した0.5mm板を、同じようにお湯でクセを付けた上で巻き付け、テーパー部分を作ります。やはり接着剤が完全に乾いてから余分を切り取って整形します。

4.断面図。こういう形状のため、2枚のプラ板を巻いてますが普通の円筒形ならもっとシンプルでやり易いと思います。

で、現在のところこんな感じです。↓
MF-d.r.basic.jpg
手前の方は、蓋を付けるため磁石を仕込んであります。

同じようにして製作中のキャノピー部。↓
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接着剤が乾燥するまで紙テープで固定してます。

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2008年02月23日

ノーズ4

メイン側面板(前回貼り付けた細長い方)の余分を切り取り、機体に接するフチの部分を、「スイカ割り方式」で割り出したアールの型紙を0.5mm板で作って添わせて切り抜きました。カルコ(ホームセンターで売ってる大工用?の丈夫なケガキ針)→カッター→デザインナイフの順でゆっくり丁寧にケガきながら切り取ります。ほぼピッタリ機体面と合いました。(クリックで拡大)
MF-Nose4-1.jpg

こういう立体物に定規などをあてて切り取る場合、定規や型に両面テープを貼って滑らないようにキッチリ位置決めするとうまくいきます。両面テープは、そのままでは粘着力がありすぎて剥がすときにパーツから離れなくなる可能性があります。とくにもろくて繊細なパーツは無理に剥がすと壊れます。2〜3回カーペットや自分が着てる服などに貼り剥がしして使うと作業後に取り除きやすいです。

それから前部の鋭い三角形側面板も張り付けます。底面を接着後、やはり大きめに切り出した0.5mm板をメイン側面板のエッジと、底面のエッジとにプラ用接着剤を「たっぷり」付けてガッチリとくっつけ、例によって乾燥後に余分を切り取ります。

なぜ0.5mm板にしたかというと1mm板では厚くて機体との微妙なすりあわせ加工がしにくいと思ったからです。ウラから0.5mm板をタンザク状に貼って補強してるし、ほかは1mm板で組んであるので強度的に問題ありませんでした。実際ペーパーがけ中に2度ほど落下させてしまいましたが(つかみにくいカタチ!)大丈夫でした。

三角形側面板の、機体に接するアールも少しずつ切り詰めていき、(ここは現物合わせだったため「スイカ割り」では割り出し切れません・・まぁ、それほど神経質になることもありませんが)ヤスリやペーパーで削りながら許容範囲内でピッタリ合うよう調整しました。仮に機体に取り付けてみました。(クリックで拡大)
MF-Nose4-2.jpg
それにしても、ややこしい面取りのこのノーズ部、時間をかけることでなんとか自分なりに満足いくカタチになりホッとしてます。尖った各エッジ部分も思いのほか鋭くシャープに仕上がり、指などでチョンと触ると刺さりそうで少し痛いです(笑)。「現物合わせ」もうまくいけば気持ちのいいものです。
右サイドには、大きく凹んだダメージ痕があるのでウラ側からポリパテ詰めてウラウチする予定。

目立ったネジレやゆがみもなく、Ma.k.の横山氏風に言うと「男前な」ノーズになったので喜んでるのもつかの間、同じモノをもう一つ作らんといけません。実験的な制作でしたが、下面のノーズもこの方法で制作したいと思います。

あッ横山氏といえば、まぼろしの反重力戦闘機「ファルケ」(ハヤブサ繋がり)がなんと!ハセガワから発売されるそうですね。

ぼくはなぜか不思議なことに前部が二股に別れた機体が好きなようで(ザムウェセルスピーダー、エイリアンの遺棄船(コレはどっちが前かわかりませんが)、ポリススピナー、EP3版JSFなど)、「ファルケ」もフェイバリット機体なので楽しみです!
posted by ノクラフ at 14:59| Comment(0) | TrackBack(0) | パーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月19日

ノーズ3

ノーズ部に側面板を貼りました。この部分は、図面を引かずに「現物合わせ」で作ってます。

手順はまず張り付け前に、ノーズ本体側面を下に、平らなテーブルなどに横向きに置いて見てスキマが出ないよう(ピタリと接地するよう)整形します。それから少々大きめに切った1mmプラ板による側面板をあててウラから瞬間接着剤とリモネンを流し込んで固定しました。(クリックで拡大)
MF-Nose3.jpg

瞬接を位置決め用に、リモネンを主接着に、という感じで使い分けてます。

接着線が青いのは、上面板サイド切り口を、削りシロ確認のために青マジックペンで塗りつぶしていたからです。側面板とスキマが出ないようにここの切り口を斜めに削る必要があったんですが、色を付けておくとどの位削ったかが一目瞭然です。コクピット先端部を多面体に削るときにもこのやり方で制作しました。たまたま手元に青ペンがあっただけで、別に青である必要はありません。当たり前ですが(笑)

いつものように接着剤が乾いてから余分を切り取って整形する予定。

実は、ノーズ前部にはもう一面側面板があります。ノーズ底面の両側と接している鋭い三角形の面です。今回の制作がうまくいきそうなのでそこも同じように現物合わせで作ろうかと思ってます。
posted by ノクラフ at 13:19| Comment(2) | TrackBack(0) | パーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月16日

ノーズ2

ノーズ部着手してます。実験的な意味合いもある制作です。機体に合わせてみないとどうなるか分かりません。(写真/クリックで拡大)
MF-Nose2-1.jpg
(左)上面板を1mmプラ板から切り出し、まず裏側からフレームを組んでいきます。
左手前が前面。中心を通っている1.5mm板によるフレームは、機体円盤部に設けたスリットにそのまま納まるようになってます。当初から難関だと予想されたノーズ部を別パーツにしたかったため、こういう設計にしてあります。CADの側面図を元にフレームの傾斜角を決めてます。
両側に対になっているのは前面板の角度決めフレーム。

(中)前面板を接着したらそのまま後ろ向きにして、今度は後面板を組みます。

(右)前面板と同じく角度決めフレーム(前後共通)に沿わせて接着。瞬間接着剤&リモネンでガーッチリと固定!後面部の角度決めフレームは、このまま機体にはめ込むと干渉するので乾燥後に切り取る予定。


で、表から見るとこんな感じに↓。(写真/クリックで拡大)このノーズ部、前へいくほど両側がすぼまっている形状なのですが、「前から見るとパースがついて平行に見えるけど、その分後ろから見ると極端に前にすぼまって見える」という独特な形をしてます。後面板の機体接地部は円盤のアールに沿うように弧状になってます(写真右)。
MF-Nose2-2.jpg
このアールをどうやって割り出したかというと、要するにファルコンの円盤部分をひとつの球体と考えて、この後面板の傾斜角度で切り込んだ場合の切り口の半径を探せばOK、という訳です。例えばスイカを中心からズラせて(真っ二つではなく)ナイフでまっすぐに切ったらその断面は、スイカの直径より小さな円になりますよね。その半径を見つければいいのです。

まぁ実際の数字はCADで割り出しただけなんですけど(笑)。こんなこと言って、いざ機体に合わせるときになって「かなりの」すり合わせが必要、となったら笑ってやって下さい。

前後面とも上面板を1mm弱飛び出させてあります。前後面に合わせて斜めに削り整形する予定ですが、両側面板を張り付けてからの方が無難だと思います。
posted by ノクラフ at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | パーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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