コクピットチューブの外板貼りをやってます。
直角ではないエルボ型で、根元は機体円盤部(つまり球体)に半分埋まっている、という複雑なかたち!僕の技術&環境では展開図面を描きようが無いので現物合わせです。

いつものように0.5mm板をお湯で煮て丸めてフレームに巻き付けました。
強度的にも1mmくらいの肉厚は欲しいところですが1mm板は固くて丸めにくいです。
イキナリ1mm板を巻き付けるよりも、程よく柔らかく加工しやすい0.5mmを1枚ずつ重ねて巻いていき、最終的に1mmほどの肉厚にするという作戦です。

お湯で丸めた後で型紙にそって大まかに切り出し、少しずつ切り詰め、各部のアールに沿うように微調整します。320番ペーパーで水研ぎして削りますが、こういうカーブの部分は手で微妙に調整するしかないので地道に行きます!
フレームのウラ側がなんだか面白い形です。見えなくなるところですが。


構造がよくわかると思います。機体中心に向かっていくにつれ、先がすぼまった円筒形と誤解されがちな形ですが、円盤状の機体に半分埋まっているためにそう見えるだけで、元は普通のまっすぐな円筒形のようです。つまり、フレームの弧を描いている部分(赤ペン印)は、みな同じ直径ということです。MPCのを作っていた頃はぼくも誤解していて、すぼまった形になるようわざわざ改造してました。
室内パネルです。

5footプロップ版のコクピット再現でもいいかなと思ってたんですが、結局実物大セットを元にすることにしました。飛行機模型の組み立て順序の兼ね合いみたいなもので、ここに時間をかけすぎてもコクピットパーツの組み立てが大幅に遅れそうだったため。
壁をプラ板で作り、ディテールは紙に印刷して再現することに。パネル絵をドロー系ソフトで作ってみました。映画を参考に適当に描いてます。色塗るよりこっちの方が簡単に仕上がっていいのでしょうが、平面的になるのが惜しい。ドア枠だけは以前作った没Ver.から移植しようかと思ってます。一応電飾も考えてます!アルプスじゃなくてふつうのインクジェットで、ダイソーで見つけたA4ラベルシートに印刷してみました。
ドアは、開いている状態にして、向こう側の通路の写真を貼ろうかと考えてます。
閉まってる状態を再現している模型がほとんどなのでこれくらいは個性を出したいところですがうまくいくだろうか・・・。