2009年08月30日

レーダー4

主要パーツが出来上がりました。ほぼ全部プラ板/プラ棒で自作。
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角が丸まった方の支柱をつなぐ円筒パイプは、ちょうど径がピッタリだったボールペンを切り取って使用。サフがけしたので灰色ですが元は透明でした。
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仮組みしてみました。
mf-re-da-parts3.JPG
ウ〜ン。
ちょっとだけ短足というか、ポッチャリしてるような気はしますが・・・。この部分、制作初期に作図しているので観察にぬかりがあったかも。
しかし、こだわりすぎても進まないし、これはこれで骨太で丈夫そうだし、ランドが操縦して(ぶつけて)もOKそうだし(笑)、まぁいいでしょう(汗)!
mf-re-da-parts 4.JPGmf-re-da-parts5.JPG

写真撮り忘れてましたが、「傘」に接する部分は、アールにぴったりと密着させるため「傘」パーツに直接サンドペーパーを貼ってその上でゴシゴシ削ってチリ合わせしてます。
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2009年08月28日

ランディングギアボックス2

余分にはみ出した状態で接着しておいたパネルを切り取り、表面処理、全面完成させました。

↓アルミアングルとカッターの刃でこういう治具を作り、
zig01.JPG

↓はみ出した余分のプラ板を、切り口が水平になるように治具を寝かせて切り取ります。
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↓削れすぎず、ケズリシロが残りすぎず、いい感じに切り取れました。接着にはプラセメントを使用しているので、プラ同士が溶けることによりうまく密着していればほとんどパテなしで整形が出来るはず・・・。
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↓後ろの面もはります。機体のアールとサイドパネルの角度に注意して...
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↓地道に擦り合わせしながらスキマが出ないようにピッタリとはりつけます。1mm板。
反対側も同じようにして両方貼ります。流し込みセメントで接着。
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↓余分を切り取り整形。だけど少しだけヒケが発生、残念ながら「パテなし整形」はできませんでした!
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↓同じようにして全面はりつけて基本形完了。付けたり外したりできるので表面処理も楽で良いです。
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↓手に取って見ると、すごい複雑な面構成がわかります。
プロップは、戦車の砲塔か何かが使われているんでしょうか?例によって「瞬着コテコテ塗り」でウラ工作してます
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↓後部も進行中。底(天)面を両面テープで仮留め、サイドパネルを接着したところ。フレームと機体本体にプラセメントがつかないようセロハンテープでマスキングしております。こうすることによって後から取り外しが可能。
mf-lgb19.JPG
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2009年08月24日

レーダー3

支柱を作ります。厚みが3mmほど欲しかったので1.5mm板を2枚ずつ重ねてます。

こういう同じ形のものを作る場合は接着させて削ります。
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1.5mm板の原型を適当な大きさの1.5mm板にプラセメントで圧着。乾燥後に切り抜いて、ある程度表面処理したら同じようにくり返しますが、あとで半分に切り離すので中間部分は瞬間接着剤で点付けして後で外せるようにします。上の写真は1.5mm板を3枚分重ねたところ。

↓整形が出来たら瞬間接着剤点付けの部分をカッターで切り離し。3mm厚の同じカタチのものがふたつ出来ます。同じようにしてもうひと組の支柱を制作。
mf-situ2.JPG

↓1.5mm板を2枚重ねてある状態。この「股」の部分を切り抜いてみましょう。まずドリルで二つ穴を開けておき、
mf-situ3.JPG

↓エッチングソーでゴリゴリと穴まで切り込みます。
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↓折り取ります。「股」の付け根部分の辺は、左右に穴をあけておいたので軽く線状に傷を入れた程度で十分折れます。
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↓重ねていくうちズレが出やすいのである程度表面処理をします。
mf-situ6.JPGmf-situ7.JPG

↓今度は瞬間接着剤で点付け。1.5mm板を3枚重ねたことになります。これも切り抜いて表面処理します。
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↓笑点みたいにさらに重ねて4枚目。ここはセメントで圧着。クランプして乾燥待ち。全パーツが出そろったら仮組みしてみる予定。
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2009年08月22日

レーダー2

「傘」の部分を作ります。プラ板ヒートプレスで作ります。図面で割り出した寸法に近い球形ガラス製ティーポットを発見!これに、熱して柔らかくしたプラ板を押し付けて形を出すことにしました。このポットは熱にも強いと思います。

1.5mm板(大量にあるので気楽)をガスコンロ(直火はキケンなのでお勧めしません)であっためてムギュ〜っと押し付けます。適当なサイズの丸い缶の口の方で上から押さえるとうまくいきました。2回目でなんとか成功!肉圧があるので溶けたりせず案外簡単で、熱し加減はそれほどシビアではありませんでした。にしても、よれちゃってますけど。
mf-kasa.JPG
CAD図面で割り出した半径の円(モチロン側面図から)を切り抜きます。使えるところを選んで(汗)。
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2009年08月18日

レーダー1

レーダーです。劇中では動いてるシーンは無いのですが、シーンが変わるごとに角度が変わってたりしてます。レーダーが真上を向いてる5フィートファルコンの写真もあるのでプロップは可動するようです。なので可動ギミックも考えましたが、強度的に不安でさらに時間がかかりそうな上、考えれば考えるほどますます制作が中断しそうなので固定にしました!

台座から作ります。全部プラ板です。ちょっとだけテーパーが付いてる部分はポリパテを盛って削って制作。もうちょっと表面処理が必要。
MF-Dish-Bas1.JPGMF-Dish-Bas2.jpg

ちなみに最近のプロップの写真をみると、レーダーの傘の部分が上下逆ですね。「ジェダイの帰還」の時にランドがデススター内部でひっかけて壊してしまうシーンがありますが、撮影後プロップを元に戻すときに向きを180度間違えて取り付けてしまった(支柱や台座も逆なので)かもしれません。
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2009年08月15日

ランディングギアボックス1

機体下面、ランディングギアボックスに突入です。
機体に対して水平なのは底面のみ、ほかの面は全部角度が直角ではない上、円盤状の機体に接する部分はカーブを描いている、という難物!なので、設計の初期段階から工作しやすいように考えました。
あらかじめ機体表面から飛び出させている、放射状リブ兼用のフレームを設け、位置決めが簡単に出来るようにしてあります。大昔の骨時代の写真を参照。↓
MF-henkanasi1.JPGMF-L.G.Box2.JPG
これだと水平&高さ出しがとても楽です。一面だけでも位置&角度が確定していたらあとはそれにあわせてほかの面を取り付けていくだけ、というわけ。

ひとまず前部から制作開始。プロップでいう、EP5撮影時に追加工作された部分です。この左右2カ所が追加されて計5カ所になってます。機体全体の実物大セットを作るにあたり、安定性の問題があったせいだと言われているようです。3カ所だけで支えるのは無理があったんでしょうね。実物大セットと同じように5フィートモデルも追加されてますが、それにしてもさすがILM、芸が細かいですね。

32インチ版と違うところは、中心部付近、つまり後ろの面が「ない」ことです。ファインモールドのキットを見ればわかりますが、32インチは後ろの面にも少しだけ「段」があります。対して5フィート版は膨らみがあるせいか、円盤中心にいくに従って側面の高さがなくなっていき、後ろの方の底面がそのまま機体表面にくっついたようになっていて、このデザインがたまらなくカッコいい〜です!個人的にもファルコンの中で最も好きな部分のひとつです。

ウンチクはさておき...
まず1.5mm天板(天地逆で作業してるので正しくは底板ですが)を両面テープで仮留め。
mf-lgb1.jpg
次に、フレームがない(というか放射状リブ兼用では付けられなかった)部分、正面内側の面の機体接地位置を決めます。厚手のプラ板など歪まない板をフレーム&天板にピッタリあてがってガイドラインを鉛筆で入れます。この線を、面を貼る基準にするわけです。(確定している2辺があれば面の提示が可能、ということ)

外側の側面は、図面から割り出したアールを切り込んだ大きめの1mmプラ板を、フレームと天板にそうように貼って、乾燥後に余分を切り取るいつもの方法でいく予定。
こういう変形箱組みのような工作は、寸法通りの板を切り出して貼付けるより、(3D CADが無い限り展開図描くのがすごいめんどくさいし)こういう現物合わせの方が僕はシャープに仕上げられるような気がします。
mf-lgb2.jpg
内側の側面(機体センター付近)は、さっき引いたガイドラインと交差する点を左右対称で設定し、鉛筆でチョイと印を付けて面が走るラインを決定してます。この面もやはり図面から割り出したアールを切り込んであります。この面はフレームが無く、不安定になりがちなので裏打ちはプラ丸棒でとくにガッチリと。
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機体表面やフレームに接着してしまわないよう(一部テープで仮止め)に全面貼付けたら、このBOXじたいをいったん外して整形、裏から瞬接やらパテやらで補強&充填など「ウラ工作」をする予定。
mf-lgb4.JPGmf-lgb5.JPGmf-lgb6.JPG
ちなみにランディングギアじたいは作らないことにしました。そこまでやっちゃうと完成がますます遠のいてしまうし、65cmもある模型をベタで着陸させておける場所もありません!
posted by ノクラフ at 22:56| Comment(5) | TrackBack(0) | パーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月12日

プラ板の切り出し(曲線)

「1/48ファルコン完成!」という目標よりも「プラスチック工作じたい」が楽しくなってきている今日この頃(笑)、僕が普段やっている、プラ板の切り出し方を前回に引き続き紹介してみます。1mm厚くらいのプラ板の場合を想定。

プラ板の切り出し、曲線はとくに難しいと思います。
市販のテンプレートがそのまま使える場合はいいのですが、そうじゃない場合は自分で型紙をつくるしかありません。
zumen.JPG
まず画用紙などの固めの紙(写真は普通紙ですが)に図面を描くか印刷しハサミで切り取ります。これが型紙になります。小さいパーツの切りとりの場合には、眉毛の手入れ用の小さくて刃が曲がっているハサミがむいてると思います。
zumenpeta.JPG.jpeg
切り抜いた型紙をプラ板に貼付け。紙用の糊で貼る方法もありますが、紙じたいが糊を吸って狂いが生じることがあるので僕はテープで固定してます。その他、僕はやった事がありませんがラベルシートを使う手もアリだと思います。

アールの部分を型紙にそってケガキます。カルコでまず第一次ケガキ。
zumengari.JPG.jpeg
強くケガくと思わぬ方向にラインを掘ってしまうし、型紙が痛んでしまうのでガリガリとしちゃいけません。最初は軽く「書きなぞる」感覚で0.0何ミリかのケガキの「道」を作っていきます。5回くらいに分けて徐々に強くしていきます。紙だから力を入れられない、ということが逆に良い結果を得るという利点もあるかもしれません。

プラの削り粉が出始めたら型紙をはずしカッターに持ち替え第2次ケガキ。デザインナイフではありません。カッターです。カルコで作った「道」に、カッターの重みだけを乗せてごく軽く滑らせるかんじです。デザインナイフでは重量が軽いので難しいと思います。

これは形にもよりますが5回くらいにわけて徐々に強くしていきます。最後の方は結構力んで切り込んでもほぼ大丈夫でしょう。ここまでくれば手でえい、と曲げればパクンっといって割とキレイなアールの切り出しに成功です。

本制作記の「ドッキングリングチューブ」や「ノーズ」のサイドパネル、および「放射状リブ」のアールの切り出しはこの方法です。ただしこれらは何枚か同じカタチのものを作らなければならなかったので、耐久性の心配があり紙ではなく0.5mmプラ板(1mmでは厚すぎてかえって誤差が出やすい)でテンプレートを作ったものもあります。このように複数制作しなければならない場合は薄手のプラ板を型紙代わりに使うのも有効かと思います。

また、円や弧を切り抜く場合、対応できる大きさであればコンパスカッターを使います。
この道具は元々紙用なのでプラ板に使うと刃の位置がズレてしまいます。そこで反対方向(左)に回転させてズレないように使う方法もありますが、僕は右回しの方が作業しやすいので刃の方を逆に取り付けて使ってます。
konpakata.JPG.jpeggyakuha.JPG
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2009年08月07日

プラ板の切り出し

このところ、プラ板工作が結構好きになってきていて、最近ようやくこなれてきた、ということもありますので(そりゃ3年もやってたら)僕が普段やっているプラ板の切り出し方をネタとして紹介してみます(参考になるかわかりませんが)。
1mm厚くらいのプラ板の場合を想定。

プラ板切り出しはカッターで、というのは勿論常識ですが、僕はカッターに加えてホームセンターで売っている「カルコ」という大工さんが使う?針が付いた道具を使ってます。わかりやすく言うとケガキ針。これを2個使います。
karuko.JPG
この道具は僕にとって必要不可欠なもので、プラ板切り出しの最初の段階はまずこれを使ってます。定規を当てていきなりカッターで、という事はあまりしません。

もちろん切り出す前に寸法のアタリを付けます。以前(本制作記よりも前)は細いペンで印を付けてましたが、どうしても誤差が出てました。いくら細いといってもペン先の太さ分のズレ、というか遊びが出るのです。それに比べカルコの針先は「点」で印をつけられるので誤差はかなり少なくて済むといえます。
twinkaruko.JPG
付けたアタリの点と点を結んで直線を切り込む場合、カルコを2個使います。それぞれの点にカルコを軽くプラ板に垂直に刺した状態で指で押さえておき、定規(1mm厚ほどの薄手の金属製15cm定規を使用)をカルコの針に横からカチンとあてて位置を確定、ずれないよう定規を手で押さえたら刺したカルコをはずします。
kegaki.JPGkata-nomi.JPG
はずしたら定規にそってケガいていきます。写真では、左でカメラ持ってるので右手だけですが、左手で定規を押さえておきます。2〜3回ケガいて「道」を作り、今度は定規をも外してカッター(年季だけははいってます)に持ち替え、フリーハンドで「道」にそって切り込みます。カルコである程度ケガイておけばフリーハンドでも問題ありません。逆に、フリーハンドだから力を抜いて慎重になり良い結果を得る、ということも言えます。軽く2〜3回切り込んだら手でパキンと折りとれます。カッターに力を入れない、というのがコツだと思います。

力を入れすぎて手がすべって指を切っちゃった、なんてよくあることですが、これまでの作業をしていてケガをした事がありません。手にも優しい!

というわけで、割と簡単で思った通りの寸法で切り出せるので「カルコ」はおすすめです!

ケガくときに歯ぎしりするようなイヤな音は出ますが、ヘッドフォンで音楽でも聴きながらやれば問題ナシ!
posted by ノクラフ at 01:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月04日

ドッキングリングチューブ2

ただいま余分をカットして表面処理中。
mf-drc8.jpgmf-drc9.jpg

この上から装甲板を貼付けるのであまり神経質になる必要はないかもしれませんが、自作のパーツというモノは愛着がわくせいか、ついピカピカになるまでペーパーがけしてしまいそうです。
mf-drc10.jpgmf-drc11.jpg


手に持てる段階で作業しといた方がやりやすいので、装甲板をある程度貼付けてから本体と合体させる予定!
posted by ノクラフ at 00:01| Comment(4) | TrackBack(0) | パーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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