2006年02月18日
ゴチャメカ2
古本屋でみつけた80年代の模型雑誌をみてみるとゴチャメカのディテールアップについて「ジャンクパーツを好きなだけ張り付けなさい」みたいなことがよく書いてあります。当時は今ほどプロップの資料がないため細部まで調べようがなく、「とりあえずゴチャゴチャとしていればOK」みたいなところがあったんでしょう。しかしクリアな写真資料が出回っている今日ではプロップの細部まで見慣れているのでゴチャメカでさえもなるべくプロップに近い感じで再現したいところです。それによってより大変な作業がふえてしまい、途中でいやになっちゃった、となることも大いにあります。資料というものは不足してもいけないし、豊富にありすぎても困りものかもしれません。
2006年02月08日
ゴチャメカ1
SF映画での宇宙船などの模型製作において,既製のプラモデルのパーツを張り付けてリアルなメカを演出するというのはよく使われる手法です。この細かい部品群がいわゆるゴチャメカと言われているものです。これはSTARWARSシリーズで一般的になりました。(手法としては「2001年宇宙の旅」が最初かな?)
ゴチャメカはSTARWARSメカのキモなんですが、Falconの場合、後部噴射口以外機体を360度どこから見てもスキがないくらいにビッシリと細かいメカがゴチャゴチャとついてます。今回の製作で流用できる部品があればラクなんですがどうしても使えそうなパーツがない場合には自作するしかありません。機体が出来上がってから直接張り付けていくのもいいんですが、これだけメカが隣り合って繋がっていると図面を引いてみないと位置関係が把握しづらいので写真資料を見ながら一つ一つ書いていきます。(疲〜!)

しかし図面を引いていくうちに使われているパーツの出所がどんどん分かってしまうのが面白いですね。こんなところにF1のエンジン部品が!ここには戦車がある!など。タイレル6輪やフェラーリなどのレーシングカーと、パンターを始めとする戦車のプラモが大量に使用されていますね。

このように図面を引くことによって使われている流用パーツが解析でき、オリジナルのパーツを調べて図面上でキチンと形状を把握できるということはより正確な模型を作る上で利点だと思います。(まぁキチンとした図面ができたからと言ってキチンとした模型が作れるとは一概には言えません。それは制作者のウデ次第!(・・;) )しかしそれよりも、作業するにあたってCADを選んだのは正解でした。拡大縮小が自由なので細かいところはズームすればいいし、全体のバランスを見るために縮小してみたりとても便利に使えます。画像の張りつけも出来るので写真資料と比べてみる時などいい感じですね。
ゴチャメカはSTARWARSメカのキモなんですが、Falconの場合、後部噴射口以外機体を360度どこから見てもスキがないくらいにビッシリと細かいメカがゴチャゴチャとついてます。今回の製作で流用できる部品があればラクなんですがどうしても使えそうなパーツがない場合には自作するしかありません。機体が出来上がってから直接張り付けていくのもいいんですが、これだけメカが隣り合って繋がっていると図面を引いてみないと位置関係が把握しづらいので写真資料を見ながら一つ一つ書いていきます。(疲〜!)
しかし図面を引いていくうちに使われているパーツの出所がどんどん分かってしまうのが面白いですね。こんなところにF1のエンジン部品が!ここには戦車がある!など。タイレル6輪やフェラーリなどのレーシングカーと、パンターを始めとする戦車のプラモが大量に使用されていますね。
このように図面を引くことによって使われている流用パーツが解析でき、オリジナルのパーツを調べて図面上でキチンと形状を把握できるということはより正確な模型を作る上で利点だと思います。(まぁキチンとした図面ができたからと言ってキチンとした模型が作れるとは一概には言えません。それは制作者のウデ次第!(・・;) )しかしそれよりも、作業するにあたってCADを選んだのは正解でした。拡大縮小が自由なので細かいところはズームすればいいし、全体のバランスを見るために縮小してみたりとても便利に使えます。画像の張りつけも出来るので写真資料と比べてみる時などいい感じですね。
2006年02月01日
Millennium Falcon下面図
前回も書いた下面前部左右の追加されたランディングギアBox部。そこのそれぞれの横にあるメンテナンス用?(STARWARSメカの場合、何がどういう役割を持った部品・部分なのかよく解らないものが多すぎ!)にパネルが切り取られた穴の形なのですが、実は左右非対称なのです。アルゴノーツ版Falconでは左右対称だったのですが実物の写真資料を見ると形が違います。まぁ目立たないところなので左右対称でもいいですしその方が楽なのですが、せっかく資料があるので実物どおりに非対称としましょう。ちなみにMPC版はどうかというと位置関係や形は多少違いますがしっかり非対称でした。さらに,今話題のファインモールド版Falconは?というとあれは32インチプロップをモデルアップしているのでそれに準じて左右対称になってます。
アルゴノーツ版は機体下面の右後方周辺(縦長の傷があるあたり)は正確に再現されています。しかし、その部分から遠ざかれば遠ざかる程、パネルラインなどの正確さがなくなっています。他の部分(上面やエンジン機関部)はかなり正確に再現されているにも関わらず、おそらく下面に関しては十分なリサーチが出来なかったせいだと思われます。しかし10年以上も前のプラモですし、しかたないところでしょうか。あの頃の下面の資料と言えば写真集「ジョージルーカスの大博物館」の表紙に使われていた写真くらいしかなかったのかもしれません。これ↓ですね。

というわけで、現在でも資料が乏しい下面図です。なんだか一頭身ウサギのピエロが右手を上げて笑ってるような顔つきをしていますネ。
アルゴノーツ版は機体下面の右後方周辺(縦長の傷があるあたり)は正確に再現されています。しかし、その部分から遠ざかれば遠ざかる程、パネルラインなどの正確さがなくなっています。他の部分(上面やエンジン機関部)はかなり正確に再現されているにも関わらず、おそらく下面に関しては十分なリサーチが出来なかったせいだと思われます。しかし10年以上も前のプラモですし、しかたないところでしょうか。あの頃の下面の資料と言えば写真集「ジョージルーカスの大博物館」の表紙に使われていた写真くらいしかなかったのかもしれません。これ↓ですね。
というわけで、現在でも資料が乏しい下面図です。なんだか一頭身ウサギのピエロが右手を上げて笑ってるような顔つきをしていますネ。